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2006年10月18日

熊田太々神楽十五日に奉納

情報提供 那須烏山タイムズ社 TEL 84-3459
一二〇年の伝統後継者不足

 熊田に伝えられている伝統芸能「熊田太々神楽」が十五日、熊田西自治会公民館で上演され奉納された。
 同神楽は一二〇年ほど前に熊野神社への奉納の舞として始まったとされ、平成十五年には一二〇年祭が行われるなど長い伝統を持ち、市指定無形民俗文化財に指定されている。以前は十月十五日に山頂にある熊野神社の秋の例祭に合わせ拝殿で舞われたが、数年前から公民館で、十五日に近い日曜日に行われている。
 この日は初段となる「総禮舞」「翁舞」「住吉舞」で祝い、天の岩戸を開く場面など日本神話に基づく場面など次々と七段が演じられ、最後は「四方堅舞」で締めくくられた。踊り手二人が面をかぶり、華やかな衣裳をまとい、白装束の太鼓二人、笛一人のお囃子にあわせ優雅に、ときには激しい動きで踊った。神楽は計三三の演目からなり、全て上演すると一昼夜かかるという。多くは一〜三人で舞われるが道化の入る演目も多い。
 会場には地元の子どもたちやお年寄りなど五〇人ほどが訪れ、伝統芸能を熱心に見守り、中にはカメラに収める人もいた。
 同神楽は「熊田太々神楽保存会」(越雲文冶会長)が伝承しているが、神楽に関する文献がほとんどなく、昔から口伝えで受け継がれてきた。
最近は若い後継者が少なく頭を痛めている。
 越雲文治保存会長は「以前は株制度で、所有する農家の長男が踊ったが、現在は自由になった。歴史のある伝統芸能なので保存に力を入れている」と話す。

投稿者 admin : 2006年10月18日 14:44

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